IPバインドは、HP System Management Homepage(HP SMH)がリクエストを受け入れるIPアドレスを指定し、どのネットまたはサブネット経由で送信されたリクエストが処理されるかを制御する手段を提供します。
管理者は、[IPバインド]ウィンドウで指定されたアドレスだけにバインドするようにHP SMHを設定することができます。最大5つのサブネットIPアドレスおよびネットマスクを定義できます。
マスクが適用されると、サーバ上のIPアドレスは、指定されたいずれかのIPバインド アドレスと一致する場合にバインドされます。
HP SMHは、常に、127.0.0.1にバインドされます。IPバインドが有効になっていて、サブネット/マスク ペアが設定されていない場合、HP SMHは、127.0.0.1に対してのみ利用可能です。IPバインドが有効になっていない場合は、すべてのアドレスにバインドされます。
IPバインドを設定するには、以下の手順に従ってください。
[設定][HP System Management Homepage][セキュリティ]の順にクリックします。
[IPバインド]をクリックします。
[IPバインド]ボックスを選択してIPバインドを有効にします。
サブネットIPアドレスを入力します。
ネットマスクを入力します。
現在の設定を保存するには[設定の保存]をクリックし、すべての変更をキャンセルするには[値のリセット]をクリックします。
[設定の保存]をクリックすると、次のメッセージが表示されます。
この値を設定するには、HP System Management Homepageを再起動して ログインしなおす必要があります。
[OK]をクリックします。
各IPアドレスおよびネットマスクは、0~255の値を持つ4つのオクテットで構成されている必要があります(各ネットマスクについても同じです)。
ネットマスクは、最上位ビットが1で始まっており、途中まで1が続き、そこから最後までは0が続くという構成(255.255.0.0、192.0.0.0、255.192.0.0など)になっている必要があります。 255.255.0.0, 192.0.0.0, 255.192.0.0.